いや~苦労しました
先日、錆びた針や針抜き棒のメンテナンスはしましたが、その後に糸調節のダイヤルが動かないというのがありました。
細かい部分の掃除をしたり油を注したり、なんとか動くようにしましたが、いざ編もうとしたら…。
もう、ビックリするぐらい忘れてるんです。昔、あれだけいっぱい編んでたのに。編み出しの時どのダイヤルにするんだったっけ?その他ブラシを動かすレバーはどの位置にするんだっけ?
う~~ん、先生ごめんなさい
色々教えてもらってたのに…。
と反省しながらも、試行錯誤の末ようやく編み出し方を思い出しました。というより、いろんなやり方のうち一つが当たったという感じですが。
毛糸は沢山ありますが、習ってた頃にプリーツスカートを編んで、殆んど日の目を見ずにほどいてしまったのがあるので(大きなお尻がさらに大きく見えたので
)それを使いました。
合細という細い糸なので2本取り。生成り2本と途中から生成りと水色の2本で編み進みます。
再生糸は伸ばしてもやはりメリヤス編みだと目の乱れが分かるので引き上げ編みにしました。

こんな感じ。

模様のアップです。生成りと水色の2本取りなので、水色が表に出たり生成りが表に出たりでまだらに見えるけど、それも味だと思っておこう。
一見、厚みがありますが、わりと風通しは良いようです。今頃着るのにちょうど良いかな?明日はこれ着てイチゴ狩りに行きます
湯のし
自分の体形に合わせて製図をしたのですが、袖の形が思った以上にスリムに仕上がったので、思い切ってほどいて編みなおしました。
アイロン仕上げしてからほどくと糸はラーメンの様に縮れているので、使う前に又蒸気を当てて伸ばします。
昔は『湯のし器』というものがあって、その道具に通すときれいに伸ばせました。
もう売ってないし、たぶん高いのでとりあえず家にあるものでなんとかしたいと思います。
まず考えたのが…。

こういうお皿(ダイソー製)の…

裏の溝を利用します。

天ぷらバットの網を乗せます。

溝に糸を通し、網の上に蒸気アイロンを乗せます。これは蒸気が大量に出るニット用です。布はハンカチ一枚伸ばせません。
こうやって蒸気を当てながら反対から引っ張ると…。

こういうクネクネした糸が…。

すんなりと伸びます。かなり湿気た状態なので、このまましばらく乾かせて…。

玉巻き器で巻き取ります。この玉巻き器もあまり見かけなくなったなぁ。
つくづく道具は大事にしなくっちゃと思います。
この伸ばし方もいい方法だと思ったんですが、溝に蒸気が溜まってビチョビチョになってしまいます。

なので途中からお皿を使わずにアイロン台に直接金網を置いて伸ばしました。網に少し足が付いてるので、浮かせて掛けることが出来ます。
天ぷらバットの網、いい感じです。
生成りの糸がまだ結構あるので、次は何を編もうかな?
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